MCP コネクタ
いつもの AI から、AiiB の資料庫を読ませる。
MCP(Model Context Protocol)は、AI のアプリが外の道具を使うための共通の口です。AiiB を開いている間、同じ端末の AI(Claude・Cursor・GitHub Copilot・ローカル LLM など)から、AiiB のデッキの一覧・構成・スライドの絵を読ませられます。
仕組み
AI のアプリが、端末の中の AiiB に聞きに来る
AiiB を開くと、端末の中だけで受け付けるコネクタが立ち上がります。あなたの AI のアプリはそこへ聞きに来て、デッキの一覧や構成を受け取ります。AiiB はデータを読むだけで、書き換えません。
使える版
どの版で使えるか
- Mac App Store 版・Microsoft Store 版
- いま使える(読み取りのみ)。AiiB を開いている間、http://127.0.0.1:8094/mcp
- 次の更新(1.2)
- トークンでの認証と、書き込みの道具(スライドの作成・編集。変更案として入れ、採用するまで本物に入らない)を足す予定
- 法人(会社のクラウドに立てる版)
- 会社の Microsoft アカウントで、Copilot Studio・Microsoft 365 Copilot からつなぐ形を準備中
つなぎ方
つなぎ方(どの AI のアプリでも、登録するのは URL 1つ)
先に AiiB を開いておきます。登録する URL は次のとおりです。
http://127.0.0.1:8094/mcp- 1Claude Code
ターミナルで次を実行します。
claude mcp add --transport http aiib http://127.0.0.1:8094/mcp - 2Claude Desktop
設定 › 開発者 › 構成を編集 で開くファイル(claude_desktop_config.json)に足して、Claude を開き直します。Node.js が要ります。
{ "mcpServers": { "aiib": { "command": "npx", "args": ["-y", "mcp-remote", "http://127.0.0.1:8094/mcp"] } } } - 3Cursor
~/.cursor/mcp.json(そのプロジェクトだけなら .cursor/mcp.json)に足します。
{ "mcpServers": { "aiib": { "url": "http://127.0.0.1:8094/mcp" } } } - 4VS Code(GitHub Copilot のエージェント)
ワークスペースの .vscode/mcp.json に足し、Copilot Chat をエージェントの形にして使います。
{ "servers": { "aiib": { "type": "http", "url": "http://127.0.0.1:8094/mcp" } } } - 5ローカル LLM の画面(llama.cpp の Web UI・LM Studio など)
MCP サーバーの設定欄に URL をそのまま貼ります。
道具
AI が使える道具(読み取りのみ)
- list_decks
- デッキを新しい順に一覧する(題名・公開コード・枚数・更新日)
- get_deck_outline
- 1つのデッキの構成(何枚目にどの型で、どんな見出しか)を返す
- render_slide_image
- スライド1枚を絵にして URL を返す(開いている AiiB の画面が描く)
- list_material_files
- 素材フォルダのファイルを一覧する(フォルダの場所も返す)
- read_material_file
- 素材フォルダ直下のテキスト(.txt .md .csv .tsv .json .log、512KB まで)を読む
- describe_workspace
- この端末の状態(デッキの件数・素材フォルダとデータベースの場所)を返す
使い方
頼み方の例
つないだあとは、いつもの AI のアプリにふつうの言葉で頼むだけです。AI が自分で道具を選びます。
- 一覧を聞く
「AiiB にあるデッキを、新しい順に5つ教えて」
- 構成を確かめる
「いちばん新しいデッキの構成を見て、話の流れに抜けがないか指摘して」
- 絵で見る
「そのデッキの3枚目を絵で見せて」
- 素材と照らす
「素材フォルダの議事メモを読んで、どのデッキのどの枚に足すとよいか提案して」
- 書き換えは AiiB で
直すのは AiiB の編集画面の「AI」から(あなたの API キー)。コネクタからの書き込みは次の更新で、変更案として入れる形にします。
守り
コネクタの守り
- 端末の中だけ
127.0.0.1(端末自身)でだけ受け付けます。ほかの PC からは届きません。
- よそのサイトは断る
ブラウザで開いたほかのサイトから話しかけられても、送り元を確かめて断ります。
- 読むだけ
データベースは読み取り専用で開きます。書き込み・削除・書き出しの道具はありません。
- 黒塗りは伏せて返す
道具が返す題名や見出しの黒塗りは、伏せ字に置き換えてから返します。
- 素材フォルダの外は読まない
読めるのは素材フォルダ直下のテキストだけ。フォルダの外・決まった拡張子以外・512KB を超えるものは断ります。
- AI のアプリの先に注意
つないだ AI のアプリは、受け取った内容をそのアプリの AI(クラウドのものなら提供元)へ送ります。送ってよい内容かを判断してから頼んでください。
確認
つながらないとき
- AiiB を開いているか
コネクタは AiiB を開いている間だけ動きます。閉じていると「接続できない」になります。
- URL とポート
ストア版は http://127.0.0.1:8094/mcp です。http(s ではない)と、末尾の /mcp まで入っているかを確かめます。
- 「この会話はもうありません」
AiiB を開き直したあとに出ます。AI のアプリでコネクタを再接続(再読み込み)してください。
- 絵が出ない
render_slide_image は開いている AiiB の画面が描きます。AiiB の画面を開いたままにしてください。
- 素材フォルダの場所
「AiiB の素材フォルダはどこ?」と頼むと describe_workspace が場所を返します。
これから
これから
- トークンでの認証(1.2)
コネクタに鍵を付け、登録した AI のアプリだけが使えるようにします。
- 書き込みの道具(1.2)
スライドの作成と編集。AiiB の中の AI 編集と同じく、範囲を守り、黒塗りを渡さず、変更案として採用するまで入れません。
- 法人での接続
Copilot Studio・Microsoft 365 Copilot(Teams)から、会社のアカウントで。